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仮想待合室とは?

アクセス集中が起こると、サイト管理者は復旧のためにリソースを消耗し、説明のないエラーページを突き付けられたビジターは不満を募らせる… こんなシナリオに聞き覚えはないでしょうか。 仮想待合室はこれを解決するためのソフトウェアです。設定した閾値を超えるアクセスが発生した場合、ビジターは仮想待合室に案内され、先着順に目的のサイトにリダイレクトされます。待ち時間や前に並んでいる人の数を表示することができるため、透明性の高いユーザー体験を提供できます。

virtual waiting room video overview
virtual waiting room video overview
Ticketmaster logo waiting room
New Hampshire DoIT logo
Snipes logo
Rapha logo
Rakuten logo
London School of Economics logo

仮想待合室をご利用いただける場面例

  • 新商品や限定商品販売時
  • チケット販売時
  • 公共サービスの申請
  • 期間限定セール
  • 大学の入試や履修登録

仮想待合室の仕組み

アクセス数がサイトやアプリの処理能力を超えた場合、ビジターは302リダイレクトによって、カスタマイズされた待合室に先着順に案内されます。

定時に開始する販売や申請イベントを控えている場合は、スケジュール型の待合室を作成します。時間前にアクセスしたビジターはカウントダウンページで受け止め、抽選で順番を割り当てることによって、公平さを担保します。それ以降に到着したビジターは、その後について先着順で並びます。

予想外のアクセス集中からシステムを守りたい場合は、24時間ピークを保護する機能をお使いいただけます。

仮想待合室を使うメリット

Orange bowling balls headed towards bowling pin

サイトやアプリをシステム障害から保護

51%

回避可能なシステム障害の割合

91%

1時間あたり30万ドル以上のダウンタイムコストを負担したことのある企業の割合

96%

過去3年以内に最低1回はダウンタイムを経験したことのあるITエキスパート

(IT分野の意思決定者を対象とした調査より)

公平なオンライン体験を実現

仮想待合室は悪性botを阻止しながらビジターを目的のページへ先着順に案内します。これによって、どんなに需要が高まるときにも公平性を保ちながら商品やサービスを届けることができます。

green marbles in a line
green marble on top of green steps

オートスケールでは補えない部分をカバー

オートスケールは万能薬ではありません。トラフィックピークが不定期で数時間〜数日続く場合には特にコストが高額になりがちですし、検索機能や決済ゲートウェイなどボトルネックになりやすい部分はカバーしきれません。また、サーバー生成に一定の時間がかかるため突然のトラフィック急増に対応しきれないことも。仮想待合室では、こうした心配なく、確実にアクセス集中対策をすることができます。

「クラウドに移行すると、インフラは自由に増強できますが、フロントだけを増強しても、決済や発券で連携する外部のシステムといった拡張しにくい部分に全体のキャパシティが引きずられてしまうので、結局どこかが必ずボトルネックになっていました... (Queue-itを導入してからは) エラーの数は以前に比べ激減し、繁忙期にも大変な思いをしなくて済むようになったので、本当に助かりました。」

 

CNプレイガイドシステム開発部本部長 長谷川広明氏

Queue-it quote from Robert Williams, Digital Manager, SNIPES

仮想待合室の利用場面

人気販売やキャンペーンをスムーズに運用

TicketmasterやDisneyなど、人気販売を行う企業は仮想待合室を利用しています。販売開始前に表示されるカウントダウンページにアクセスしたユーザーにはランダムな順番で、開始後に到着したユーザーにはそれに続き先着順で目的のページにリダイレクト。イベント開始前から終了まで、アクセス集中からサイトやアプリを保護します。

orderly queue of marbles ascending green steps
marbles on a red carpet

トラフィック管理でエンゲージメント向上&顧客基盤拡大

招待制待合室を使えば、ファンクラブやプレミアム会員制などのロイヤルティ施策を強化できます。認証システムを設け販売へのアクセスを管理することで、会員の販売を不正行為やbotなどから保護しつつ、会員基盤の拡大も促進します。

突然のトラフィックピークにも対応

仮想待合室には常時トラフィックを監視するセーフティーネットの機能があり、アクセス数が処理能力を超えた場合のみ待合室が稼働します。アクセス集中が起こった場合、ビジターは待合室に案内され、そこから目的のサイトやアプリへ先着順にリダイレクトされていきます。

green marbles in safety net

仮想待合室の導入ストーリー

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