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ビジター・エンゲージメント: 待ち時間をデータ収集と売上向上につながる顧客接点へ

公開日:
更新日: 20 4月 2026
Visitor Engagement widget

待機時間を、顧客との新しい接点に。インタラクティブコンテンツを仮想待合室に組み込むことで、エンゲージメントの向上とデータ取得を同時に実現する機能「ビジター・エンゲージメント」のご紹介です。

ノーコードのビルダーを使って、目的に合わせた体験を短時間で構築可能。

キャラクタークイズや限定コンテンツの配信、次回の施策に活かすためのアンケート実施など、活用の幅は無限に広がります。

これまで“ただ待つだけ”だった時間を、顧客インサイトの獲得やメール会員の拡大、「好きなもの」をさらに好きになってもらう体験作りに変えましょう。

「アクセス集中」は、すでに価値のある状態

仮想待合室を使っているということは、それだけ多くの人が一度に集まる状況が生まれている、ということでもあります。

セールやチケット販売、会員登録イベントの開始直後など、数千人規模のユーザーが一斉にアクセスするその瞬間は、単なるアクセスの山ではありません。

ブランドへの関心が最も高まり、「今すぐ知りたい」「今すぐ手に入れたい」という気持ちがはっきりと表れるタイミングです。

このタイミングを、ただ対象の販売やキャンペーンを終わらせるだけではもったいない!そのような思いから、ビジター・エンゲージメントは生まれました。

実際、アクセスが集まる時は、以下のような中長期の価値にもつなげられる、貴重な接点でもあります。

  • 顧客の興味や関心を理解する
  • データとして蓄積する
  • 次の施策につながる関係をつくる

ビジター・エンゲージメントは、この“熱量が高まる瞬間”を最大限に活かすための機能です。

待ち時間を「特別な体験」に変える

ビジター・エンゲージメントは、ノーコードで利用できるセルフサービス型のツールです。

仮想待合室の中で、短時間で完結するインタラクティブコンテンツを簡単に作成でき、顧客インサイトの収集やメール会員リストの拡大、商品・サービスの訴求、さらにはパーソナライズ施策の基盤づくりまで、一つの流れとして実現できます。

業界や用途を問わず、さまざまなシーンで活用できる柔軟性も特長です。実際には、以下のような目的を組み合わせて活用するケースが多く見られます。


1. ゼロパーティデータの収集とメール会員登録の促進
ユーザーの嗜好や属性、流入経路、行動データを収集し、メールアドレスと紐づけて活用します。
これにより、パーソナライゼーションやリターゲティング、CRMの強化、会員・メールリストの拡大へとつなげることができます。


2. クロスセルと商品・サービスの訴求
商品ラインナップへの導線設計や会員特典の紹介、アドオン・関連商品の提案、さらにはパートナーやスポンサーとの共同プロモーションにも活用できます。
ストーリー性を持たせながら、無理なく関心を高められる点が特長です。


3. 顧客体験とブランドロイヤルティの向上
待合室限定クイズや投票を通じて、楽しさと共感を提供し、ブランドへの愛着を育てます。


たとえば、「興味を引く質問 → 商品紹介 → 嗜好データの取得 → 特典付きでメール登録へ誘導」といった流れは、多くの企業で活用されている代表的なパターンです。

関連リンク: ビジター・エンゲージメントのセルフデモを体感する

 

機能概要

ビジター・エンゲージメントでは、ノーコードのセルフサービスビルダーを使って、コンテンツやデザインを直感的に編集できます。

Visitor Engagement builder explained

ウィジェットはスライド形式で構成されており、以下の4種類を自由に組み合わせて設計できます。

  • 冒頭スライド: 画像・見出し・テキストで構成。冒頭の導入や締めのメッセージ、途中の補足説明に活用できます。
  • 質問スライド(テキスト): 最大4択のテキスト形式。クイズ(正解あり)・投票(正解なし)の両方に対応し、回答後にリアルタイム集計を表示することも可能です。
  • 質問スライド(画像): 最大4択の画像形式。視覚的に訴求でき、テキスト版と同様にクイズ・投票・リアルタイム集計に対応します。
  • メールフォームスライド:  同意取得機能を備えたメール登録フォームです。テキスト・画像・入力項目のカスタマイズが可能で、主にフローの最後に配置されます。取得したメールアドレスは回答データと紐付けられ、パーソナライゼーションやリターゲティングに活用できます。

ビジター・エンゲージメントは「ビジター・エクスペリエンス・パッケージ」の一機能として提供され、カスタムテーマと組み合わせてご利用いただけます。

詳細については、無料トライアルへのお申し込み、または担当営業・カスタマーサクセスマネージャーまでお気軽にお問い合わせください。

導入実績と成果

Queue-itでは、ビジター・エンゲージメントのベータ期間中に20以上のイベントで検証を行い、200万件以上の訪問者インタラクションを分析しました。その結果、以下のような成果が確認されています。

  • エンゲージメント率:15%(全ユーザーのうち、ウィジェットに参加した割合)
  • 完了率:80%(参加者のうち、最後まで回答した割合)
  • 特典ありのメール登録率:72%
  • 特典なしのメール登録率:10%

これらのデータはすべて、すでに仮想待合室に訪れているユーザーを対象に得られたものです。

追加の広告投資や外部調査に頼ることなく、関心の高いユーザーから直接データを取得し、そのままリードとして活用できる点が大きな特長です。

導入いただいたお客様の声

「クイズを追加したことで、待ち時間が単なる“待ち”ではなくなりました。エンゲージメントが高まり、クレームも減少。プロモーションの機会としても活用できました。」

MEGATIX(チケット販売会社)、クライアントサービス部長

13%
エンゲージメント率
89%
完了率

「ビジター・エンゲージメントによって、ファンとの距離がぐっと縮まりました。ウィジェットで得られたデータはすでに商品戦略に活かしています。」

Sideshow (老舗フィギュア製造企業)、実装マネジャー

12%
エンゲージメント率
88%
完了率

「ウィジェットによって待機画面がより魅力的になり、情報提供とインタラクションの両方を強化できました。ビルダーも直感的で使いやすかったです。」

TPAC(パフォーマンスアート施設)、システム & UIアナリスト

9%
エンゲージメント率
100%
完了率

「待っている中にインタラクティブな体験を提供するのはとても自然な発想だと思います。検討を進めるほど活用の幅が広がりました。」

ロイ・トムソン・ホール(コンサートホール)、チケットサービス部長

10%
エンゲージメント率
72%
完了率
9%
メルマガ登録率

導入から活用までの流れ

1. ウィジェットをデザインする

ビジター・エンゲージメントを有効化すると、GO Queue-it Platform のサイドバーにある 「ビジター・エクスペリエンス(Visitor Experience)」 からビルダーにアクセスできるようになります。

そこから 「ウィジェット作成」 を選択します。

Navigate to Visitor Engagement and click create widget

ビジター・エンゲージメント・ビルダーに入ると、以下の操作が可能になります。

  • スライドの種類を選択
  • スライドの表示順を設定
  • カラーやスタイルをカスタマイズ
  • 独自のコピーや画像を追加
Customize your widget

メール登録フォームを追加する場合は、ユーザーから適切に同意を取得する設定が必要です。これは、メールフォーム用のスライド画面で以下を設定することで対応できます。

  • メールアドレスや名前などの入力欄の追加・設定
  • 同意チェックボックスの追加
  • 利用規約やプライバシーポリシーへのリンク設定

ユーザーエンゲージメントを有効にすると、確認メールの初期設定については Queue-it がサポートします。なお、現時点では、この確認メールの内容を変更する際は、Queue-it サポートに依頼する必要があります。

ウィジェットには、後から見て分かりやすい固有の名称を付けてください。この名前は、後続の設定ステップでウィジェットを選択する際に役立ちます。


設定が完了したら、「ウィジェットを保存」をクリックして保存します。

ウィジェットは、公開前であればいつでも編集可能です。ただし、一度公開して回答データの取得が始まると、内容の編集はできなくなります。その場合は、ウィジェットを複製し、複製したウィジェットを引き続き編集してください。

2. 待合室にウィジェットを追加する

ウィジェットの作成が完了したら、任意の待合室に追加できます。「待合室」から、ウィジェットを追加したい待合室の設定画面を開いてください。

次に「表示オプション」 タブを選択し、画面を下にスクロールして「ビジターエクスペリエンス」 セクションを選択。ここで「ウィジェット追加」から、作成したウィジェットを選択します。

画面右上の「保存」をクリックすると、待合室への追加内容が保存されます。その後、「プレビュー」を選択すると、待合室のデザインとウィジェットを組み合わせたユーザー体験全体の流れを確認できます。

表示に問題がなければ、そのまま本番環境として公開できます。

Preview your widget on waiting room

もし、ウィジェットの表示位置が意図した場所と異なるなど、デザイン上の調整が必要な場合は、Queue-it サポートに連絡することで対応が可能です。

3. イベントを実行する

ウィジェットを待合室に追加した後は、通常どおりイベントを実行するだけです。ユーザーは待合室を通過する際にウィジェットを目にし、設問への回答などの操作を行います。

初期設定では、ユーザーエンゲージメントはプレキュー画面と待合室画面の両方に表示されます。また、1人のユーザーがウィジェットを体験できるのは1回のみとなっており、これによりデータの重複や不整合を防ぎます。

4. データをダウンロードして分析する

イベント終了後は、「ユーザー体験」タブから、回答データおよびメールアドレスをダウンロードできます。対象のウィジェット名の横にあるメニュー(…)をクリックし、「エクスポート」を選択してください。

データはCSV形式で出力されるため、表計算ソフトや分析ツールを使って簡単に分析できます。

取得されるデータはユーザー単位で整理されており、ユーザーがメールアドレスを入力し、同意している場合は、回答内容とメールアドレスが紐づけられます。

Export your data

安心してお使いいただくために

本機能は、法令遵守を前提に設計されており、Queue-itの仮想待合室が持つ大規模アクセス処理能力を損なうことなく、高い安定性を保って動作します。これにより、以下の特長を備えた形でゼロパーティデータの収集が可能です。

  • 個人情報保護規制への完全対応
  • データの所有権および管理権限はすべて自社で保持
  • 標準搭載かつ柔軟に設定できる同意取得機能
  • 外部トラッキングやクッキーは不使用
  • 待合室の基本機能への影響なし

本機能は、1分間に100万件を超える回答を想定した負荷テストを実施しており、実際に延べ500万人以上がアクセスした大規模イベントでも利用実績があります。大規模なトラフィック下でも、障害の影響範囲を最小限に抑える設計となっています。

まとめ

本機能は、Queue-it が提供する新しい 「ビジター・エクスペリエンス・パッケージ」 の一部として提供されています。このパッケージには、カスタムテーマとビジター・エンゲージメントの両方が含まれています。

導入や活用方法について詳しく知りたい場合は、担当者までお問い合わせいただくか、無料トライアルにお申し込みください。

 

待ち時間を、価値ある顧客接点へ