待機時間を、顧客との新しい接点に。インタラクティブコンテンツを仮想待合室に組み込むことで、エンゲージメントの向上とデータ取得を同時に実現する機能「ビジター・エンゲージメント」のご紹介です。
ノーコードのビルダーを使って、目的に合わせた体験を短時間で構築可能。
キャラクタークイズや限定コンテンツの配信、次回の施策に活かすためのアンケート実施など、活用の幅は無限に広がります。
これまで“ただ待つだけ”だった時間を、顧客インサイトの獲得やメール会員の拡大、「好きなもの」をさらに好きになってもらう体験作りに変えましょう。
仮想待合室を使っているということは、それだけ多くの人が一度に集まる状況が生まれている、ということでもあります。
セールやチケット販売、会員登録イベントの開始直後など、数千人規模のユーザーが一斉にアクセスするその瞬間は、単なるアクセスの山ではありません。
ブランドへの関心が最も高まり、「今すぐ知りたい」「今すぐ手に入れたい」という気持ちがはっきりと表れるタイミングです。
このタイミングを、ただ対象の販売やキャンペーンを終わらせるだけではもったいない!そのような思いから、ビジター・エンゲージメントは生まれました。
実際、アクセスが集まる時は、以下のような中長期の価値にもつなげられる、貴重な接点でもあります。
- 顧客の興味や関心を理解する
- データとして蓄積する
- 次の施策につながる関係をつくる
ビジター・エンゲージメントは、この“熱量が高まる瞬間”を最大限に活かすための機能です。
ビジター・エンゲージメントは、ノーコードで利用できるセルフサービス型のツールです。
仮想待合室の中で、短時間で完結するインタラクティブコンテンツを簡単に作成でき、顧客インサイトの収集やメール会員リストの拡大、商品・サービスの訴求、さらにはパーソナライズ施策の基盤づくりまで、一つの流れとして実現できます。
業界や用途を問わず、さまざまなシーンで活用できる柔軟性も特長です。実際には、以下のような目的を組み合わせて活用するケースが多く見られます。
1. ゼロパーティデータの収集とメール会員登録の促進
ユーザーの嗜好や属性、流入経路、行動データを収集し、メールアドレスと紐づけて活用します。
これにより、パーソナライゼーションやリターゲティング、CRMの強化、会員・メールリストの拡大へとつなげることができます。
2. クロスセルと商品・サービスの訴求
商品ラインナップへの導線設計や会員特典の紹介、アドオン・関連商品の提案、さらにはパートナーやスポンサーとの共同プロモーションにも活用できます。
ストーリー性を持たせながら、無理なく関心を高められる点が特長です。
3. 顧客体験とブランドロイヤルティの向上
待合室限定クイズや投票を通じて、楽しさと共感を提供し、ブランドへの愛着を育てます。
たとえば、「興味を引く質問 → 商品紹介 → 嗜好データの取得 → 特典付きでメール登録へ誘導」といった流れは、多くの企業で活用されている代表的なパターンです。
関連リンク: ビジター・エンゲージメントのセルフデモを体感する
ビジター・エンゲージメントでは、ノーコードのセルフサービスビルダーを使って、コンテンツやデザインを直感的に編集できます。

ウィジェットはスライド形式で構成されており、以下の4種類を自由に組み合わせて設計できます。
- 冒頭スライド: 画像・見出し・テキストで構成。冒頭の導入や締めのメッセージ、途中の補足説明に活用できます。
- 質問スライド(テキスト): 最大4択のテキスト形式。クイズ(正解あり)・投票(正解なし)の両方に対応し、回答後にリアルタイム集計を表示することも可能です。
- 質問スライド(画像): 最大4択の画像形式。視覚的に訴求でき、テキスト版と同様にクイズ・投票・リアルタイム集計に対応します。
- メールフォームスライド: 同意取得機能を備えたメール登録フォームです。テキスト・画像・入力項目のカスタマイズが可能で、主にフローの最後に配置されます。取得したメールアドレスは回答データと紐付けられ、パーソナライゼーションやリターゲティングに活用できます。
ビジター・エンゲージメントは「ビジター・エクスペリエンス・パッケージ」の一機能として提供され、カスタムテーマと組み合わせてご利用いただけます。
詳細については、無料トライアルへのお申し込み、または担当営業・カスタマーサクセスマネージャーまでお気軽にお問い合わせください。
Queue-itでは、ビジター・エンゲージメントのベータ期間中に20以上のイベントで検証を行い、200万件以上の訪問者インタラクションを分析しました。その結果、以下のような成果が確認されています。
- エンゲージメント率:15%(全ユーザーのうち、ウィジェットに参加した割合)
- 完了率:80%(参加者のうち、最後まで回答した割合)
- 特典ありのメール登録率:72%
- 特典なしのメール登録率:10%
これらのデータはすべて、すでに仮想待合室に訪れているユーザーを対象に得られたものです。
追加の広告投資や外部調査に頼ることなく、関心の高いユーザーから直接データを取得し、そのままリードとして活用できる点が大きな特長です。
ビジター・エンゲージメントを有効化すると、GO Queue-it Platform のサイドバーにある 「ビジター・エクスペリエンス(Visitor Experience)」 からビルダーにアクセスできるようになります。
そこから 「ウィジェット作成」 を選択します。

ビジター・エンゲージメント・ビルダーに入ると、以下の操作が可能になります。
- スライドの種類を選択
- スライドの表示順を設定
- カラーやスタイルをカスタマイズ
- 独自のコピーや画像を追加

メール登録フォームを追加する場合は、ユーザーから適切に同意を取得する設定が必要です。これは、メールフォーム用のスライド画面で以下を設定することで対応できます。
- メールアドレスや名前などの入力欄の追加・設定
- 同意チェックボックスの追加
- 利用規約やプライバシーポリシーへのリンク設定
ユーザーエンゲージメントを有効にすると、確認メールの初期設定については Queue-it がサポートします。なお、現時点では、この確認メールの内容を変更する際は、Queue-it サポートに依頼する必要があります。
ウィジェットには、後から見て分かりやすい固有の名称を付けてください。この名前は、後続の設定ステップでウィジェットを選択する際に役立ちます。
設定が完了したら、「ウィジェットを保存」をクリックして保存します。
ウィジェットは、公開前であればいつでも編集可能です。ただし、一度公開して回答データの取得が始まると、内容の編集はできなくなります。その場合は、ウィジェットを複製し、複製したウィジェットを引き続き編集してください。
ウィジェットの作成が完了したら、任意の待合室に追加できます。「待合室」から、ウィジェットを追加したい待合室の設定画面を開いてください。
次に「表示オプション」 タブを選択し、画面を下にスクロールして「ビジターエクスペリエンス」 セクションを選択。ここで「ウィジェット追加」から、作成したウィジェットを選択します。
画面右上の「保存」をクリックすると、待合室への追加内容が保存されます。その後、「プレビュー」を選択すると、待合室のデザインとウィジェットを組み合わせたユーザー体験全体の流れを確認できます。
表示に問題がなければ、そのまま本番環境として公開できます。

もし、ウィジェットの表示位置が意図した場所と異なるなど、デザイン上の調整が必要な場合は、Queue-it サポートに連絡することで対応が可能です。
ウィジェットを待合室に追加した後は、通常どおりイベントを実行するだけです。ユーザーは待合室を通過する際にウィジェットを目にし、設問への回答などの操作を行います。
初期設定では、ユーザーエンゲージメントはプレキュー画面と待合室画面の両方に表示されます。また、1人のユーザーがウィジェットを体験できるのは1回のみとなっており、これによりデータの重複や不整合を防ぎます。
イベント終了後は、「ユーザー体験」タブから、回答データおよびメールアドレスをダウンロードできます。対象のウィジェット名の横にあるメニュー(…)をクリックし、「エクスポート」を選択してください。
データはCSV形式で出力されるため、表計算ソフトや分析ツールを使って簡単に分析できます。
取得されるデータはユーザー単位で整理されており、ユーザーがメールアドレスを入力し、同意している場合は、回答内容とメールアドレスが紐づけられます。

本機能は、法令遵守を前提に設計されており、Queue-itの仮想待合室が持つ大規模アクセス処理能力を損なうことなく、高い安定性を保って動作します。これにより、以下の特長を備えた形でゼロパーティデータの収集が可能です。
- 個人情報保護規制への完全対応
- データの所有権および管理権限はすべて自社で保持
- 標準搭載かつ柔軟に設定できる同意取得機能
- 外部トラッキングやクッキーは不使用
- 待合室の基本機能への影響なし
本機能は、1分間に100万件を超える回答を想定した負荷テストを実施しており、実際に延べ500万人以上がアクセスした大規模イベントでも利用実績があります。大規模なトラフィック下でも、障害の影響範囲を最小限に抑える設計となっています。
本機能は、Queue-it が提供する新しい 「ビジター・エクスペリエンス・パッケージ」 の一部として提供されています。このパッケージには、カスタムテーマとビジター・エンゲージメントの両方が含まれています。
導入や活用方法について詳しく知りたい場合は、担当者までお問い合わせいただくか、無料トライアルにお申し込みください。