アクセス過多対策
Queue-itの仮想待合室でオンライントラフィックを制御し確実なアクセス過多対策を
仮想待合室ソフトウェアでピーク時のトラフィックを管理し、需要が高まる時にもウェブサイトの障害や速度低下、過剰販売を防止しましょう
- リアルタイムでのトラフィック制御により、サーバーダウン、表示遅延、販売超過を防止
- 商品一覧ページ、「カートに追加」アクション、APIなど、サイトやアプリの必要な部分を保護
- 突発的なアクセス急増にも24時間365日対応、必要なときだけ自動で待合室を起動
- 不満やトラブルをのないスムーズな販売・登録体験に
- 先着順、ランダム化、優先順位付けなどの仕組みで、公平なアクセスを提供
- 待ち人数や予想待ち時間などの情報開示で、並んでいるユーザーに安心感を提供
- 待合室をセキュリティゲートとして活用し、ボットをサイト到達前に減速させ、検知し、遮断
- ライブ抽選やユニークIDによって、ボットの「スピード」と「数」の優位性を無効化
- 最大100件のカスタムルールで、自社ニーズに合ったボット対策を構築可能
- ビジター数を任意の速度で処理し、増強やサイトダウンによる高額コストを回避
- 管理画面からトラフィックの流れを調整し、顧客とのコミュニケーションや販売分析も可能
- 年に数回のアクセス集中のためにシステムを再設計する必要なし

開始時刻の決まった販売や登録
カウントダウンページで開始より前にアクセスしたビジターを収集し、販売開始時にランダム化することで、新商品発売やチケット販売などの予定されているイベントを保護します。

予期しないアクセス集中
トラフィックが閾値に達した場合にのみトリガーされる待合室を使用して、マーケティングキャンペーンや PR 露出など予測が難しいトラフィックの急増にも24 時間 365 日対応します。

会員限定施策
会員限定の先行販売や限定販売など、特定の顧客のみ対象の優待施策において、アクセスを管理しスムーズな販売を実現します。二要素認証でビジターを積極的に認証し、悪質なボットを排除します。
Queue-itなしのピークトラフィック時
スケーリング費用が急激に増加
サイト障害や売り越しが発生
ボットによる正規カスタマーの購入を妨害
ユーザー体験の低下によりブランドの信頼損失
Queue-itありのピークトラフィック時*
平均33%のデータベース増強コストを削減
85%の顧客がより効率的な販売を実施
85%の顧客がより公平な販売を提供
84%の顧客がユーザー体験向上に成功
* * 2024年にQueue-itが顧客対象に行った調査より 詳しく知る.
Queue-itは、トラフィックを待合室にリダイレクトすることでサイトやアプリへのトラフィックを制御し、サーバーなど重要インフラへのアクセス過多を防ぎます。アクセスが集中した場合、ビジターはHTTP 302リダイレクトを介してQueue-itのインフラ上の待合室にリダイレクトされます。順番が来ると別のHTTP 302リダイレクトを介して目的のページに戻り、待合室を通過したことを証明するトークンを取得します。
Queue-itをお使いいただける場面としてこのようなものが挙げられます。
- 予想外のアクセス急増が心配な場合
- 人気販売など、アクセス急増が予想されるイベントを控えている場合
- 先行販売や会員限定販売など、特定の顧客にのみアクセス権限を与えたい場合
Queue-itをセーフティネットとしてご利用の場合、アクセスが設定した閾値を超えると待合室が発動します。ビジターはカスタマイズ可能な待合室にリダイレクトされ、先着順で目的のページに案内されます。
開始時間が決まった販売や申請でご利用の場合、時間前に到着した人はカウントダウンページへ案内されます。開始後待合室が稼働すると、先に到着していたビジターはランダムな順番を、それ以降に到着したビジターはそれに続く先着順の番号を受け取り、列に並びます。会員限定販売でご利用の場合は、事前に待合室と販売ページにアクセスできるユーザーを選択することができます。ユーザーはメール認証もしくは一回限り有効なユニークリンクで認証をする必要があります。
スケーリングをするとキャパシティを拡張することができますが、以下のようなデメリットがあることも念頭に置いておく必要があります。
- サーバーとデータベースのスケーリングは高額な費用がかかる
- 旧型のバックエンドやサードパーティーシステムなど、スケーリングできない部分がボトルネックになる
- 専門知識と綿密なモニタリングが必要で運用に労力がかかる
Queue-itを使ったトラフィック管理には、このようなメリットがあります。
- サーバーとデータベースのスケーリングコストを削減できる
- 拡張できないボトルネックを守り、より確かなアクセス過多対策ができる
- 最小限の作業量でシステムを24時間最適に保つことができる
ビジターが待合室に送られるタイミングは、どのようにQueue-itを設定いただくかによって異なります。
まず、待合室を常時表示するか、またはピーク時のみ表示するかをご選択ください。ピーク時のみ表示するオプションの場合、設定した値を超えるトラフィック流入量(1分あたりの訪問者数)が発生すると待合室が稼働し、ビジターは待合室にリダイレクトされます。
次に、ユーザーフローのどの部分を待合室で保護したいかをご選択ください。これにはウェブサイト全体、ランディングページ、ログインページ、「カートに追加」ボタンクリック時など、さまざまなオプションがあります。保護対象以外のアクションを実行したビジターは通常通りサイトを閲覧できます。
Queue-itの仮想待合室では、お使いのシステムの許容量に合わせて分間の流出量(サイトに送るビジター数)を設定することができます。流出量は、Queue-it APIやWebベースの管理プラットフォームで、リアルタイムに調整します。
最適な流出量を設定するためには、負荷テストを実行することをお勧めします。負荷テストを実施できない場合でも、Queue-itの技術担当にご相談いただければ、お使いのインフラの状態に合わせた最適なトラフィックレベルを推奨致します。
Queue-itは、クライアントサイド、サーバーサイド、エッジ、モバイルSDKコネクタを介して統合することができます。25種類以上のコネクタを用意しておりますので、お使いのシステムに合わせたものをお選びいただけます。
モバイルデバイスにも対応しています。 (iOS、Android、Cordova、React Nativeアプリケーションフレームワークへの統合が可能です。)
ビジターがデスクトップ上で待ち始めた場合でも、モバイルデバイスで引き続き列の順番を維持することが可能ですので、外出の必要がある場合などにも安心してお並びいただけます。
Queue-itの仮想待合室は、ボトルネックの発生を防ぎ、極端なアクセス集中にも対応できるように設計された軽量なソリューションです。そのため、一般的なウェブサイトやアプリ上でユーザーを保持する場合と比べ、はるかに少ないリソースで運用が可能です。
Queue-itはクラウド環境でホストされており、世界各地のAWS専用データセンターにより高いスケーラビリティを実現し、単一障害点を排除しています。現在、Queue-itは1日あたり平均7,500万件の訪問を処理しています。