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Queue-itのライブ抽選機能でキャンペーンを成功させましょう

公開日:
更新日: 18 1 2024
Marble lottery

数量限定の人気アイテムを販売する時、よくあるのが抽選での販売方式。より多くの人に購入のチャンスがあること、アクセス集中をある程度分散できることなどから、たくさんの企業が採用しています。しかし、従来の抽選販売には課題も多く、うまく売上拡大に繋がらないことや、仕事量が増えてしまうことも…。Queue-itでは、こうしたお悩みを解決するために「ライブ抽選機能」を提供しています。

従来の抽選方式の問題点とは?

  • 売上最大化の妨げになる

通常、抽選を行う場合は申し込みから当選・購入までに数日から数週間かかります。そのため、ユーザーからすればその場で買わないと、この後買えなくなってしまうというプレッシャーがなく、しばらく待たされているうちに購入意欲が薄れてしまうこともあります。

 

  • ボットの侵入を防げない

抽選を行うだけではボットの侵入を防ぐことはできません。抽選方式での販売に対応するように開発されたボットも出回っているため、適切な対策が必要です。また、抽選自体は無料で申し込めることも多いため、対策が不十分な場合、ボット悪用者が簡単かつローコストで商品をはく奪できる状況を招いてしまいます。

 

  • 結局アクセス集中が起こってしまう

抽選方式は一斉に販売する際に比べると負荷を分散できますが、やはり受付開始時・締め切り前などはアクセスが集中してしまいがちです。実際、「抽選方式を採用していたにもかかわらず、過負荷によって障害が起こってしまった」というニュースを耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。

 

  • 開発・運用のコストが高い

抽選システムを採用するには、内製・外注に関係なく高いコストが伴います。内製する場合、社員が抽選システムを一から開発し、運用とメンテナンスを担当する必要があります。外部のサービスを使うにしても、高いライセンスフィーや手数料を支払わなければなりません。

 

  • (外注する場合) ユーザーとの関係が間接的になる

抽選システムの開発・運用を外部に委託する場合、そのシステム上でアカウント作成や、支払い情報の入力を行うことがあるため、ファーストパーティーデータを自社で集めることが困難になります。顧客と長期的に良好な関係性を築くにあたり、顧客データを自社で保有することは今後の事業計画などにも大きく影響を及ぼすため、これらのデータはできる限り自社で収集・保管するほうがよいでしょう。

 

Queue-itのライブ抽選の仕組みとは?

こうした従来の抽選に代わる解決策として、Queue-itではプレキュー機能を使った「ライブ抽選」を推奨しています。この機能を使う場合、下記のような流れになります。

 

1. カウントダウンページにユーザーを集める

Queue-itのライブ抽選は、従来の抽選とは異なり、販売日に抽選が行われます。販売当日、対象の商品ページにアクセスしたユーザーは自動的にカウントダウンページに集められます。(カウントダウンページの表示時間とデザインはカスタマイズ可能。)

Product launch pre-queue

2. ライブ抽選を行う(販売開始と同時にユーザーにランダムな番号を与える)

カウントダウンが終わると、そのページに集まっていたユーザーにはシステムによってランダムな番号が与えられ、実際の待合室に案内されます。(待合室のデザインはブランドのイメージを反映したものにカスタマイズ可能)

Product launch queue page

3. ユーザーを順番に目的のページに案内する

ユーザーは待合室移行時に与えられたランダムな番号が示す順番通りに目的のページにアクセスできます。販売開始後にアクセスしたユーザーは、待機していたユーザーの後ろに到着順に並びます。

Queue cycle

Queue-itのライブ抽選を使うメリット

Queue-itのライブ抽選機能を使えば、先ほど触れた従来の抽選の課題を解決しながら、販売を促進することができます。

 

キャンペーン効果を高める

ライブ抽選は、その名の通りリアルタイムで抽選が行われ、そのまま購入まで行うため、ワクワク感を保ったまま販売を行えます。そのため、抽選結果を何週間も待っている間に購入意欲を低下させてしまう、競合他社に流れてしまうといったリスクを防ぐことができます。また、待合室内で表示する情報はカスタマイズすることができますので、YouTuberとのコラボ動画を差し込むなど、ブランディング活用することも可能です。

 

ボット・不正行為を阻止する

空港で人々が搭乗前にセキュリティチェックを受けるように、仮想待合室はウェブページ間のチェックポイントとして機能します。Proof-of-WorkチャレンジやCAPTCHAを表示したり、データセンターからのIPアドレスをブロックしたり、ユニークIDとひもづけて一ユーザーあたりが並べる数を制限したりすることで、人気アイテム販売を悪性ボットや不正行為から守りましょう。

 

最小限の労力で抽選ができる

Queue-itのライブ抽選を使えば、抽選システムの開発、当落結果の抽出、当選者への連絡といった作業を省くことができます。また、仮想待合室があれば、サーバーの許容量以上にトラフィックが押し寄せた場合でも抽選から販売までスムーズに行うことができるため、当選の辞退者や未購入者の対応、余剰分の再販売といった負担も軽減できます。

 

アクセス集中対策ができる

目的の販売ページにアクセスしようとするユーザーは、カウントダウンページ、もしくは待合室入室と同時にQueue-itのインフラにオフロードされるため、お使いのシステムに負荷がかかるのを防ぎます。同様に、仮想待合室内の機能(カウントダウン、ランダム化、待合室のリアルタイム情報表示など)は全てQueue-it側で処理されます。また、これらの状況は管理画面にてリアルタイムに確認することが可能です。

 

個人情報保護法に準拠

仮想待合室が処理するのはあくまでウェブトラフィックですので、Queue-itがIPアドレス以外のデータ(ユーザー情報、支払い情報など)を収集することはありません。国内の個人情報保護法はもちろん、世界で最も厳格といわれる欧州での一般データ保護規則(GDPR)にも準拠しており、セキュリティ要件の高い業界でも数多く利用されています。

 

優待サービスを強化できる

ライブ抽選機能と招待制待合室を組み合わせることで、ある特定のグループ(会員、ニュースレター購読者、もしくは前回の販売で購入機会を逃したユーザーなど)を対象にライブ抽選による販売を行うことができます。この機能を使えば、ロイヤルカスタマーに対するサービスの強化やこの優待をインセンティブにした新規ユーザー獲得など、ブランドロイヤルティの向上をはかることができます。

 

ライブ抽選 ご利用事例

Queue-itのライブ抽選は、これまでに数多くの人気商品の販売で使われています。以下はその一例です。

 

  • 数量限定の人気商品販売

例:人気トレーディングカードゲームの販売。販売開始の30分前~販売開始時刻の間にアクセスした人を対象にライブ抽選を実施した。

  • 人気チケット販売

例:モータースポーツ観戦のチケット販売。販売開始の1時間前~販売開始時刻の間にアクセスした人を対象にライブ抽選を実施した。

  • ロイヤルカスタマー向けの先行販売と一般販売の組み合わせ

例:サイクリングブランドRaphaのコラボ商品販売。同社のロイヤルティクラブ会員用の招待制待合室(11時販売開始)と一般客用の待合室(11時45分開始)を用意し、それぞれの待合室にライブ抽選機能を設けた。

 

まとめ

このように、Queue-itのライブ抽選機能を使えば、販売機会を逃すことなくスムーズな抽選販売を行えます。売上の拡大、ユーザー満足度の向上など様々なメリットがあるこちらの機能についてさらに詳しく知りたい方は、お気軽にQueue-it担当者までご連絡ください。

ライブ抽選で販売を促進